海と街と音楽とVol.51 美しい歌声を聴きに北の海へ

Ben Watt / North Marine Drive (1983)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回は、ベン・ワット(Ben Watt)のノース・マリン・ドライブ(North Marine Drive)をご紹介します。

このノース・マリン・ドライブは第2回で紹介したトレーシー・ソーン(Tracey Thorn)の遠い渚(A Distant Shore)と同じように繊細なアコースティック・サウンドで、しみじみ聴いて欲しい1枚です。

声もいいですよね。澄んだ感じで。ちょっと坂本龍一が「世界一悲しい声」と表現したロバート・ワイアット(Robert Wyatt)を思い出させます。そういえばサマー・イントゥ・ウインター(Summer into Winter)でベン・ワットとロバート・ワイヤットは共演していますね。

ベン・ワットはトレーシー・ソーンとエヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)を結成してネオアコ・ブームを牽引していくのですが、このエヴリシング・バット・ザ・ガールが元々はレーベルの思いつきから生まれた即席ユニットで、まさかこれほど成功するとは誰も想像していなかったと思います。今ではベンとトレーシーは結婚して子どもまでいるので、偶然というか思いつきもばかしたもんじゃありません。

エヴリシング・バット・ザ・ガールは20年近く活動して、何枚か優れたアルバムを出していますが、途中からクラブ・ミュージックに傾倒していくので、アコースティックな音が好きな人は前期の作品を聴いてください(個人的には後期の音も好きですけど)。

ベン・ワットはエヴリシング・バット・ザ・ガールを解散して、しばらくDJみたいなことをしていたみたいですが、最近またアコースティックなソロを何枚か出しています。

これらもなかなかいいのですが、ちょっとちゃんとしすぎかな。曲はいいのですが、アレンジが洗練されすぎていて「普通」に聞こえてしまう。ノース・マリン・ドライブの潔さがないのですよ。曲の良さって、やっぱり技術とかアレンジではないんですね。


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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
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おまけ:海で聴きたいベン・ワットとEBTG15選

【Ben Watt 01】
ベン・ワット(Ben Watt)にロバート・ワイアット(Robert Wyatt)の声が加わる…。ガール・イン・ウインター(A Girl in Winter)は、たまりません。

【Ben Watt 02】
ベン・ワット(Ben Watt)とロバート・ワイアット(Robert Wyatt)ならウォルター・アンド・ジョン(Walter And John)も

【Ben Watt 03】
ベン・ワット(Ben Watt)とピンクフロイド(Pink Floyd)のデヴィット・ギルモア(David Gilmour)のレベルズ(The Levels)。めずらしい組み合わせですねぇ。

【Ben Watt 04】
こちらはベン・ワット(Ben Watt)と元スウェード(Suede)のバナード・バトラー(Bernard Butler)のフォーゲット(Forget)。最近のアルバムで共演してます。

【Ben Watt 05】
ベン(Ben Watt)がトレーシー(Tracey Thorn)と組んでいたエブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のオン・マイ・マインド(On My Mind)。めちゃ名曲。

【Ben Watt 06】
エブリシング・バト・ザ・ガール(Everything But The Girlのミッシング(Missing)のトッド・テリー ・リミックス(Todd Terry Remix) 。ネオアコからクラブ路線に変わった問題作。これはこれでかっこいいから好きだけどね。

【Ben Watt 07】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のクラブ路線のロング(Wrong)。何が間違っているのだろう?

【Ben Watt 08】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のテンパラメンタル(Temperamental)。これは1999年のライブ映像。

【Ben Watt 09】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のローラーコースター(Rollercoaster)。やっぱ休日の朝はこれだね。

【Ben Watt 10】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のオンリー・リンビング・ボーイ・イン・ニューヨーク(The Only Living Boy In New York)。幸せな気分になれます。

【Ben Watt 11】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のラブ・イズ・ヒヤー・フェアー・アイ・リブ( Love Is Here Where I Live)。ジャジーで大人っぽい感じ

【Ben Watt 12】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のジーズ・アーリー・デイズ(These Early Days)。ポップでかわいい感じ。

【Ben Watt 13】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のアイ・ドント・ウオント・トゥ・トーク・アバウト・イット( I Don't Want To Talk About It)。まぁ、話したくない事って、あるよね。

【Ben Watt 14】
エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)のドライビング(Driving)。これも名曲だよね。

【Ben Watt 15】
トム・ウェイツ(Tom Waits)の名曲をカバーしたエブリシング・バット・ザ・ガール(Everything but the Girl)のダウンタウン・トレイン(Downtown Train)。これは泣ける。

【Ben Watt 16】
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の名曲タイム・アフター・タイム(Time After Time)のエブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)バージョン。 そういえばMNL48も歌っていたぞ。

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