海と街と音楽とVol.41 和みの電子音楽英独同盟

Eno Moebius Roedelius / After the Heat (1978)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回は、すっかり涼しくなったということでイーノ・メビウス・レデリウス(Eno Moebius Roedelius)のアフター・ザ・ヒート(After the Heat)をご紹介します。

これはイギリスのブライアン・イーノ(Brian Eno)とドイツのクラスター(Cluster)の共作の第2弾で、イーノのアンビニエントとクラスターの電子音響に、イーノのヘタウマ・ヴォーカルがのるという絶妙なバランスのアルバムになっています。

ツィーマ・ナルキ(Tzima N'arki)という曲にはカン(Can)ホルガー・シューカイ(Holger Czukay)が参加しているし、エンジニアはこの後の80年代ニューウェーブでイーノと共に名盤をプロデュースしまくったコニー・プランク(Conny Plank)だし、と好きな人には鼻血ものの豪華メンバー。

この参加メンバーからさぞや最先端の音がするだろうと期待するかもしれませんが、音の方は難解なわけでもなく、癒やし系の電子音楽。イーノのヴォーカルが入るとさらに和みます。

これを聴いて気に入ったら、1枚目の方のクラスター&イーノ(Cluster & Eno)もおすすめ。で、調子に乗ってクラスターのアルバムに手を出すと痛い目に遭います。同じドイツ系でもクラスターとノイ(Neu!)が合体したハルモニア(Harmonia)の方が聞きやすいのではないでしょうか?

イーノの方は、アナザー・グリーン・ワールド(Another Green World)とかアナザー・デイ・オン・アース(Another Day On Earth)などのヴォーカル・アルバムがおすすめです。環境音楽系で和みたい場合は、サーズデイ・アフタヌーン(Thursday Afternoon)かハロルド・バッド(Harold Budd)との共作のザ・パール(The Pearl)をどうぞ。


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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。

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