海と街と音楽とVol.38 せつないねぇ

Prefab Sprout / Swoon (1984)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回はプリファブ・スプラウト(Prefab Sprout)のスウーン(Swoon)をご紹介します。

彼らのファーストアルバムです。スティーヴ・マックイーン(Steve McQueen)やラングレー・パークからの挨拶状(From Langley Park to Memphis)の勢い、ヨルダン:ザ・カムバック(Jordan: The Comeback)の完成度、アンドロメダ・ハイツ(Andromeda Heights)やクリムゾン/レッド(Crimson/Red)の成熟度はありませんが、荒削りな分、スウーンには何度でも聴きたくなる魅力が備わっています。

最大の魅力はせつないメロディ・ラインですかね。この前年にティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears for Fears)のファーストのザ・ハーティング(The Hurting)が出て、これもまた切なくて、この2枚はよく聴いた覚えがあります。

以前紹介したスミス(The Smiths)のスティル・イル(Still Ill)とか、ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)のウエスト・エンド・ガールズ(West End Girls)とか、ちょいせつない系が個人的に好みでして、プリファブ・スプラウトはド・ストライクな感じです。

人気(ひとけ)の少なくなった海岸の波の音とも相性ばっちし。

ファーストのスウーンって「卒倒」って意味だし、このヒネた感じも大好き。ナオアコというよりビートルズ(The Beatles)〜初期ピンクフロイド(Pink Floyd)〜XTCに通じるひねくれPOPのニオイを感じるのは私だけでしょうか?


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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。

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