海と街と音楽とVol.31 世界は気持ちよく踊るためにできている

Quantic / Magnetica (2014)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回はクァンティック(Quantic)のマグネティカ(Magnetica)をご紹介します。

クアンティックというのは天才音楽家と言われているウィル・ホランド(Will Holland)のバンド(?)名で、音は大ざっぱに言うとクラブミュージック。エレクトロニックなダンスミュージックというジャンルに分類されると思うのですが、ここで聞ける音はもっと有機的です。エレクトロニックな音に、レゲエとかラテンのフレーバーがミックスされていまして、都市型民族音楽とでも呼べるような立ち位置を確立しています。

これって海と街とのコンセプトに近いなぁと思うのです。
元々海と街とは「海と街とをつなげる」というのをコンセプトにしていまして、都市生活がもっと気軽に海に遊びに行って欲しいといのが目的の1つにあります。ガイガリのネイチャー派からは「甘っちょろい」と言われ、都会派からは「プールならね・・・」と敬遠される状況を、なんとかしたいなぁと。

で、クアンティックですが、都市で聞けば大自然のグルーブや癒やしが感じられるし、海で聞けばさわやかな都市のクールネスが感じられるという感じ。海と街とが目指しているのも、こんなポジションですね。

ポイントは気持ちいいかどうか、だと思うのです。クアンティックはビーチだろうが、ストリートだろうが、気持ちよく踊っていられる。理屈はどうでもよくって、体が自然と動く。

こりゃ、かっこいい。

ザ・クァンティック・オーケストラ(the Quantic Soul Orchestra)、クァンティック&ヒズ・コンボ・バーバロ(Quantic & His Combo Barbaro)、クァンティック・プレゼンタ・フラワリング・インフェルノ(Quantic presenta Flowering Inferno)などなど、様々な名義で作品を発表するところも現代(いま)っぽいですよね。しかも全ておいて作品のクオリティは高いと来ている。
この作品毎にベストになるよう、つまらない体裁を気にしない柔軟さも、ぜひ見習いたいところです。


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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。

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