海と街と音楽とVol.95  808 State テクノは進むよ、どこまでも

808 State / 90 (1989)

こんにちは。海と街との加藤です。

今回は、エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のナインティ(90)をご紹介します。

エイト・オー・エイト・ステイトはイギリスのテクノ/アシッド・ハウスのバンドで、代表曲はパシフィック(Pacific)。その名の通り、大いなる海に抱かれているような、まったりできるダンスミュージックです。

デビュー時は衝撃的で、アシッド・ハウスをメジャーに押し上げた第一人者と言ってよく、彼らに影響を受けたと明言するミュージシャンはエイフェックス・ツイン(Aphex Twin)をはじめ数多くいます。

マイナーとかアンダーグランドで流行っていたモノが、ぱっとメジャーになる瞬間というのがあって、エイト・オー・エイト・ステイトのナインティというアルバムはまさにそれを体現していたと思います。

次のエクセル(ex:el )というアルバムではニュー・オーダー(New Order)のバーナード・サムナー(Bernard Sumner)やブレイクする前のビョーク(Bjork)をゲストヴォーカルに迎えて、ヒットチャートを席巻してました。

ただ「最先端の音」というレッテルが災いして、ドラムンベースを導入したドン・ソラリス(Don Solaris)というアルバムを出したときにはオワコン的に叩かれたりしましたね。

ちなみに2019年にトランスミッション・スイート(Transmission Suite)というアルバムを出して、オワコンどころか、現役バリバリぶりを披露してくれました。

ここ数年はメジャーな音しか売れないような状況が続いていましたが、ビリー・アリッシュ(Billie Eilish)が売れているところを見ると、またクセのあるおもしろい音が流行りそうな予感がして、期待できます。

いままでメジャーな音しか聴いてこなかった人は、来たるべき時代に備えてエイト・オー・エイト・ステイトで耳慣らししておきましょう。

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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
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おまけ:海で聴きたい808 State16選

【808 State 01】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のレット・ユアセルフ・ゴー(Let Yourself Go)。初期の音は鬼かっこいい。

【808 State 02】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のフロウ・コーマ(Flow Coma)。808がブレイクするきっかけの曲。

【808 State 03】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のキュービック(Cubik)。すでに王者の貫禄。

【808 State 04】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のオリンピック(Olympic)。スペーシーなメロディラインが好き。

【808 State 05】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のイン・ユア・フェース(In Yer Face)。いやもう、何も言わずに、踊ろう。

【808 State 06】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のオープス(Ooops)。ビョークの声がいいね。

【808 State 07】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のリフト(Lift)。ヘンにさわやかなのが、味というか、すごいところ。

【808 State 08】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のタイム・ボム(Time Bomb)。単純にかっこいいと思います。

【808 State 09】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のジ・オンリー・リズム・ザット・バイト(The Only Rhyme That Bites)。ラップはエムシー・チューンズ(MC Tunes)。

【808 State 10】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のワン・イン・テン(One In Ten)。ユー・ビー・フォーティ(UB40)といっしょに演ってます。

【808 State 11】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のプラン・ナイン(Plan 9)。スパニッシュなギターが旅情を誘います。

【808 State 12】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のボムバディン(Bombadin)。いやぁ、ラテンですよ。楽しまねば。

【808 State 13】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のスキン・アップ・ピンナップ(Skin up Pin Up)。スポーン(Spawn)のサントラです。

【808 State 14】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のロペス(Lopez)。歌っているのはマニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)のヴォーカル、ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(James Dean Bradfield)。

【808 State 15】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のトーキョー・トーキョー(Tokyo Tokyo)。駅のアナウンスがサンプリングされてます。

【808 State 16】

エイト・オー・エイト・ステイト(808 State)のパシフィック(Pacific 97)。名曲。パシフィック・ステイトとかパシフィック202とかあるけど、基本は同じ曲。

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