
大瀧詠一 / A LONG VACATION (1981)
こんにちは。海と街との代表の加藤です。
今回は、大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のロング・バケイション(A Long Vacation)をご紹介します。
日本が誇る夏の名盤ですね。夏のヒット曲って定番のサザンとかいろいろあると思うのですが、このロング・バケイションはアルバムとしての完成度がピカイチ。何度繰り返し聴いたことか…。
大瀧詠一は細野晴臣とはっぴいえんどという日本のロックの元祖みたいなバンドをやっていたひとで、山下達郎の師匠みたいなひとで、佐野元春とかも発掘したひとで、と功績をあげていくときりがないのでやめましょう。
80年代にぶっちぎりでおしゃれなサウンドでしたけど、今聴いても色あせていなくて、さすがです。
ジャケットのイラストは永井博が手がけていて、いまや若い世代にエモいと言われるザ・80年代テイスト。このジャケットを飾るだけで部屋がカルフォルニアになるとかならないとか言われるほど人気を博しました。
大瀧詠一はコミックソングも好きで、クレージーキャッツに曲を書いたり、金沢明子とイエロー・サブマリン音頭という迷曲まで生み出しています。
まあそんな変化球もありますが、このひとは日本の音楽シーンのクオリティをグッと押し上げたのは間違いなく。
パートナーと手でもつないで、浜辺を散歩する際のBGMに、どうぞ。
なんと、大瀧詠一がSpotifyにない! よくわからないカバー集で。
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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
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おまけ:海で聴きたい大瀧詠一16選
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の指切り。山下達郎のシュガーベイブ(Sugar Babe)もカバーしてたな。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のあの娘に御用心。沢田研二に提供した曲。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の青空のように。ヘッドフォンコンサートの音源。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の恋のナックルボール。歌詞に野球がくるのが、今にして思えば昭和ですね。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のスパイスソング。ビーチボーイズ風のスパイスの歌。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のフィヨルドの少女。しあわせな時代だったのかもしれないですね。
私の天竺(My Blue Heaven)。エノケンへのオマージュですね。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の陽気に行こうぜ~恋にしびれて。エルビス愛がひしひしと感じられます。
瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のユニット、ナイアガラ・トライアングルのA面で恋をして。2期なので佐野元春と杉真理だね。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のユニット、ナイアガラ・トライアングルのパレード。これは山下達郎のシュガーベイブ・バージョン。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の夢で逢えたら。ラッツ&スターへの提供曲。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の熱き心に 。小林旭への提供曲。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の風立ちぬ 。女性の声はもちろん松田聖子。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の探偵物語 。薬師丸ひろ子への提供曲。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)のすこしだけやさしく 。これも薬師丸ひろ子への提供曲。
大瀧詠一(Eiichi Ohtaki)の君は天然色。ヘッドフォン・コンサートより。