久米島の空

Primal Scream / Screamadelica(1991)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回は、プライマル・スクリーム(Primal Scream)のスクリーマデリカ(Screamadelica)をご紹介します。

このアルバムに収録されているハイヤー・ザン・ザ・サン(Higher Than the Sun)はセカンド・サマー・オブ・ラブのアンセムと言われるほどの名曲です。

セカンド・サマー・オブ・ラブは60年代のヒッピームーブメントであるサマー・オブ・ラブの再来という意味で、80年代後半のイギリスのダンス・ミュージック・ムーブメントのこと。

「イビザ島」の屋外ライブの「レイブ」や「マッドマンチェスター(日本では「オマンチェ」と言ってた)」というキーワードで調べると当時の盛り上がり具合が感じられるかもしれません。

このセカンド・サマー・オブ・ラブは、日本ではイマイチ盛り上がりませんでした。というのもエクスタシー(MDMA)という新しいドラッグが登場して、安全でハッピーになれると大流行し、みんなエクスタシーをきめて踊っていたから。日本でドラッグが認可されるはずもなく、真似したくてもできなかったのです。

で、そのセカンド・サマー・オブ・ラブの高揚感とか多幸感をギュッと詰め込んだのがプライマル・スクリームのこのアルバムなんです。

聴けばわかりますが、別にドラッグの助けを借りなくても、音楽だけで十分ハッピーになれます。

プロデューサーは先日亡くなってしまったアンドリュー・ウェザオール(Andrew Weatherall)。このアルバムのすごさは半分彼のおかげで、当時「最先端のあらゆる要素が全て詰め込まれている」なんて絶賛されたりしました。

プライマル・スクリームはけっこうアルバム毎に音の傾向が変わるのですが、どの方向に行っても私は好きです。が、最後に戻ってくるのはやっぱりこのスクリーマデリカかな?

何度も言っていますが、ダンス・ミュージックはビーチと相性がいいので、ぜひ海辺で聴いてみてください。

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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
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おまけ:海で聴きたいプライマル・スクリーム16選

【Primal Scream 01】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のヴェロシティ・ガール(Velocity Girl)。キャンディポップなところがジーザス&メリーチェイン(The Jesus and Mary Chain)っぽい。

【Primal Scream 02】
プライマル・クリーム(Primal Scream)のアイヴィ・アイヴィ・アイヴィ(Ivy Ivy Ivy)。まだ音がみずみずしいですね。

【Primal Scream 03】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のアイム・ルージング・モア・ザン・アイル・エバー・ハブ(I'm Losing More Than I'll Ever Have)。あのローデッド(Loaded)の元歌がこちら。

【Primal Scream 04】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のロックス(Rocks)。一転してストーンズ風痛快ロックンロール。

【Primal Scream 05】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)がアーヴィン・ウェルシュ(Irvine Welsch)とOn-Uサウンド(On-U-Sound)と組んだフル・ストレングス・フォーティファイド・ダブ(Full Strength Fortified Dub)。フットボール・ファンは必聴だ。

【Primal Scream 06】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のコワルスキー(Kowalski)。映画バニッシングポイントにインスパイアされた超名曲。

【Primal Scream 07】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のスター(Star)。激しい曲だけでなく、静かな曲が美しいのもポイント。

【Primal Scream 08】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のバーニング・ウィール(Burning Wheel)。MVが時計仕掛けのオレンジみたいでかっこいい。

【Primal Scream 09】
海で聴きたいプライマル・スクリーム(Primal Scream)のムービン・オン・アップ(Movin' On Up)のライブバージョン。ライブでもかっこいいのは曲がいい証拠ですね。

【Primal Scream 10】

プライマル・スクリーム(Primal Scream)のスワスティカ・アイズ(Swastika Eyes)。エレクトロモードのプライマルもかっこいい。

【Primal Scream 11】
ライマル・スクリーム(Primal Scream)のキル・オール・ハッピーズ(Kill All Hippies)。音が怖くてかっこいいというなかなか行かれない境地。

【Primal Scream 12】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のミス・ルシファー(Miss Lucifer)。荒々しいエレクトロニクスで、ロックで、パンク。

【Primal Scream 13】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のアウトバーン66(Autobahn 66)。もちろんあのクラフトワーク(Kraftwerk)の名曲のカバーというかリビルト作品。

【Primal Scream 14】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のサム・ベルベット・モーニング(Some Velvet Morning)。ナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra)の名曲のカバーで、ケイト・モス(Kate Moss)と歌ってます。

【Primal Scream 15】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のカントリー・ガール(Country Girl)。シンプルなロックに回帰してスマッシュヒット。

【Primal Scream 16】
プライマル・スクリーム(Primal Scream)のフェアー・ザ・ライト・ゲッツ・イン( Where The Light Gets In)。スカイ・フェレイラ(Sky Ferreira)とのデュエット。ポップな曲もすてき。

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