海と街と音楽とVol.66 Radiohead 静かに、激しく、感情の波間に

Radiohead / A Moon Shaped Pool(2016)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回は、レディオヘッド(Radiohead)のア・ムーン・シェイプト・プール(A Moon Shaped Pool)をご紹介します。

レディオヘッドはそれなりに音楽の方向性を変えてきていると思いますが、どのアルバムを聴いても外れなしですね。

ファーストのパブロ・ハニー(Pablo Honey)には超名曲のクリープ(Creep)を収録。その勢いはセカンドのザ・ベンズ(The Bends)につながっていて、そこから奇跡のオーケー・コンピューター(OK Computer)、いきなりエレクトロニカになったキッド・エー(Kid A)とアムニージアック(Amnesiac)。間にヘイル・トゥ・ザ・ティーフ(Hail To the Thief)を挟んでダウンロード販売をしたイン・レンボウズ(In Rainbows)、集大成的なザ・キング・オブ・リムズ(The King of Limbs)。そしてこの静かなる名作ア・ムーン・シェイプト・プール。

いままでのどのアルバムよりも静かだけど、どのアルバムよりも染みる。

例えば、会社に行くつもりが、反対側の電車に乗って、まだひともまばらなビーチにたどり着いて、コンビニで買ったコーヒーを飲む。そんなときに流れてくるのがこの音。

例えば、旅先で、早朝に目を覚まし、朝食前に海沿いまで散歩に行って、潮騒を聞きながらずっと波ばかりを見ていた。そんなときに流れてくるのがこの音。

例えば、このまま年を重ねて、仕事をリタイヤしたら、妻と一緒に海辺の小さな家に引っ越して、静かに晩年を過ごす。そんなときに流れてくるのがこの音。

ヴォーカルのトム・ヨーク(Thom Yorke)の声がまたいいんですよね。しみじみしたいときにはこれ一択ですかね。

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Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
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おまけ:海で聴きたいセレディオヘッド16選

【Radiohead 01】
レディオヘッド(Radiohead)のクリープ(Creep)。いや、文句なく傑作。泣けます。

【Radiohead 02】
レディオヘッド(Radiohead)のハイ・アンド・ドライ( High and Dry)。やっぱりメロディが天才的なんだね。

【Radiohead 03】
レディオヘッド(Radiohead)のパラノイド・アンドロイド(Paranoid Android)。明らかに1段上のステージに行ったよね、この曲で。

【Radiohead 04】
レディオヘッド(Radiohead)のノー・サプライズ(No Surprises)。すげえ曲なのに、驚かないのね。

【Radiohead 05】
レディオヘッド(Radiohead)のカーマ・ポリス(Karma Police)。いまやアンコールの定番曲。

【Radiohead 06】
レディオヘッド(Radiohead)のピラミッド・ソング(Pyramid Song)。ふわふわしてます。

【Radiohead 07】
レディオヘッド(Radiohead)のナイブズ・アウト(Knives Out)。わかりやすいメロディが耳に残ります。

【Radiohead 08】
レディオヘッド(Radiohead)のゼアー、ゼアー(There, There)。このちょい呪詛的なリズムが癖になる。

【Radiohead 09】
レディオヘッド(Radiohead)とハンス・ジマー(Hans Zimmer)のオーシャン・ブルーム(Ocean Bloom)。ブルーム(Bloom)のリメイクで、現代音楽風アレンジ。

【Radiohead 10】
トム・ヨーク(Thom Yorke)のソロのサスペリウム(Suspirium)。リメイクされた映画サスペリアのサントラ。恐怖映画とは思えない美しさ。

【Radiohead 11】
レディオヘッド(Radiohead)のジグソウ・フォーリン・イントゥ・プレース(Jigsaw Falling Into Place)。そらかっこいいに決まってるわ。

【Radiohead 12】
レディオヘッド(Radiohead)のヌード(Nude)。なんていい曲なんでしょう。耳から離れません。

【Radiohead 13】
レディオヘッド(Radiohead)のビデオテープ(Videotape)。いいとかわるいとかじゃなくて、ただただはかなく、うつくしい。

【Radiohead 14】
レディオヘッド(Radiohead)のマン・オブ・ウォー(Man Of War)。このクオリティを20年も未発表で持っていたなんて、どんだけ才能溢れているんだ。

【Radiohead 15】
レディオヘッド(Radiohead)のイル・ウィンド(Ill Wind)。静かないい曲だ。

【Radiohead 16】
レディオヘッド(Radiohead)のスペクター(Spectre)。007のスペクターに採用されなかったといういわく付きの曲。

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