
Sylvain Chauveau / Down to the Bone (2005)
こんにちは。海と街との代表の加藤です。
今回は、シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のダウン・トゥ・ザ・ボーン(Down to the Bone)をご紹介します。
シルヴィアン・ショヴォはフランスの現代作曲家らしいのですが、正直よく知りません。ところがこのアルバム、副題にアコースティック・トリビュート・トゥ・デペッシュ・モード(An Acoustic Tribute To Depeche Mode)とあるように全曲デペッシュ・モードのカバー曲なんです。CDショップで偶然出会って購入したので、このアーティストはよくわかんないんですよね。
内容は、すごくいいです。デペッシュ・モードのアコースティック・バージョンというよりもクラシック・バージョンですね。
クラシックといってもオーケストラではなく、基本のピアノにバイオリンとか横笛がからむ程度。室内楽っぽい静かな感じです。
エレポップな感じのデペッシュ・モード原曲を知っていると、その落差にけっこうインパクトを受けるかも。
デペッシュ・モードは現在でも活動している元祖エレポップバンドで、最近の日本では人気ないけど、世界的には売れまくっています。主に作曲を担当していたヴィンス・クラーク(Vince Clarke)がファーストアルバムの後に抜けてしまったのに、マーティン・ゴア(Martin Gore)が才能を開花させてさらなる成功に導いたという、めずらしいパターンのグループです。
正月とかの長めの休日に海辺でまったりしたい時は、このアルバムで。休みが終わって、仕事始めで元気を出そうと思ったら元のデペッシュ・モードを聴いてみてください。
ーーーーーーーー
Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
ーーーーーーーー
おまけ:海で聴きたいSylvain Chauveau & Depeche Mode 16選
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のエンジョイ・ザ・サイレンス(Enjoy the Silence)。静かです。沈黙を楽しみましょう。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のエンジョイ・ザ・サイレンス(Enjoy the Silence)。代表曲の1つ。オリジナルも聴き応えあり。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のイン・ユアー・ルーム(In Your Room)。ちょい哀しげな感じが好き。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のイン・ユアー・ルーム(In Your Room)。原曲はもっとドラマチックでエロチック。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のポリシー・オブ・トゥルース(Policy of Truth)。しんみりしちまうぜ。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のポリシー・オブ・トゥルース(Policy of Truth)。いかにもデペッシュ・モード的な音です。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のデスズ・ドア(Death's Door)。痛いぐらいじわじわくる曲。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のデスズ・ドア(Death's Door)。原曲の方も負けず劣らず静かなる狂気。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のストリップド(Stripped)。あれだけ不気味な歌が美しく…。アレンジって怖いな。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のストリップド(Stripped)。いろんなサンプリングで不気味な色合いのポップソングになってます。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のザ・シングス・ユー・セイド(The Things You Said)。けだるい午後に静かに恋でも語ろうかという感じ。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のザ・シングス・ユー・セイド(The Things You Said)。デペッシュ節のいい曲です。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のホーム(Home)。すごく落ち着いて、やさしい気持ちになれる。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のホーム(Home)。これまたちょいとアングラな世界観。
シルヴィアン・ショヴォ(Sylvain Chauveau)のネバー・レット・ミー・ダウン・アゲイン(Never Let Me Down Again)。あぁ、しみじみします。やっぱ名曲です。
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のネバー・レット・ミー・ダウン・アゲイン(Never Let Me Down Again)。実は80年代のデペッシュ・モードが好きなので、これはアガります。