海と街と音楽とVol.41 Brian Eno 南の島で暮らすように旅する

Brian Eno / Another Day on Earth (2005)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回は、ブライアン・イーノ(Brian Eno)のアナザー・デイ・オン・アース(A Another Day on Earth)をご紹介します。

ブライアン・イーノといえば今やすっかり巨匠ですが、最初はロキシー・ミュージックでど派手な衣装着てグラムをかましている兄ちゃんだったんですよ。その後、デヴィド・ボウイ(David Bowie)やトーキング・ヘッズ(Talking Heads)やU2をプロデュースしたり、アンビニエント・ミュージック(環境音楽)を提唱したりして、すっかりロック界の重要人物になった人です。

プロデュース作はまだしも、ソロ名義の作品は実験作というかとっつきにくいイメージを持っている人が多いかと思いますが、歌ものと呼ばれているヴォーカル・アルバムは聴きやすくておすすめです。

で、このアナザー・デイ・オン・アースはビフォアー・アンド・アフター・サイエンス(Before And After Science)から28年ぶりのヴォーカル・アルバム。タイトル通り、アジアの海辺の町でまったりしている旅人のある日の記憶、といった感じの曲が並んでいます。

リゾートではないビーチの夕方には、もの哀しい感じが漂います。いわゆる観光客として通り過ぎるのではなく、何日も滞在して地元の人と同じような生活のリズムに慣れてくると、うれしいような哀しいような心のゆらぎが訪れる時があります。
そんな状況のときに流れているのが、きっとこのアルバムのような曲たちなんだと思います。

ヴォーカル・アルバムとしてはアナザー・グリーン・ワールド(Another Green World)も名作なので、ぜひ聴いてみてください。環境音楽系で和みたい場合は、耳に優しいのサーズデイ・アフタヌーン(Thursday Afternoon)かハロルド・バッド(Harold Budd)との共作のザ・パール(The Pearl)をどうぞ。


ーーーーーーーー
Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
ーーーーーーーー
おまけ:海で聴きたいBrian Eno 16選

【Brian Eno 01】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のベイビーズ・オン・ファイヤー(Baby's On Fire)。今とは大違いのロックというかグラム時期のイーノ。ド派手で、かっこいい

【Brian Eno 02】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のオン・サム・ファーラウェイ・ビーチ(On Some Faraway Beach)。もうこの頃から海が見たくなる曲演ってます。

【Brian Eno 03】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のビッグ・シップ(The Big Ship)。歌がなくても、聴きやすいでしょ。

【Brian Eno 04】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のセント・エルモス・ファイヤー(St Elmo's Fire)。同名映画とは関係ありません。

【Brian Eno 05】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のバイ・ザ・リバー(By This River)。イーノの歌ものの中の名曲。

【Brian Eno 06】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のジュリー・ウィズ(Julie With)。すばらしく美しい曲。眠くなる(褒め言葉で言ってます)。

【Brian Eno 07】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のジザベル・スプリット(The Jezebel Spirit)。踊れるエスニックという新境地を切り開いたデヴィド・バーン(David Byrne)との共作。

【Brian Eno 08】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のミス・サラエボ(Miss Sarajevo)。ルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti)とU2のボノ(Bono)やエッジ(The Edge)と共演。

【Brian Eno 09】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のサード・アンクル(Third Uncle)をバウハウス(Bauhaus)がカバー。死ぬほどカッコイイ超名曲。

【Brian Eno 10】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)とカール・ハイド(Karl Hyde)のダディーズ・カー(Daddy's Car)。アンアダーワールド(Underworld)とは一味違うかっこよさ。

【Brian Eno 11】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のストレンジ・オーバートーンズ(Strange Overtones)。トーキング・ヘッズ(Talking Heads)のデヴィド・バーン(David Byrne)と再共演作。

【Brian Eno 12】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のスピニング・アウェイ(Spinning Away)。元ベルベット(The Velvet Underground)のジョン・ケール(John Cale)との共作。

【Brian Eno 13】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のファースト・ライト(First Light)。アンビニエント・シリーズでハロルド・バッド(Harold Budd)と共演。

【Brian Eno 14】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のプロフェシー・テーマ(Prophecy Theme)。デイヴィッド・リンチ(David Lynch)版映画デューンの曲。

【Brian Eno 15】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のアン・エンディング(An Ending)。ダニエル・ラノワ(Daniel Lanois)との共演。聴いていて邪魔にならない環境音楽というコンセプトが当時衝撃的だった。

【Brian Eno 16】

ブライアン・イーノ(Brian Eno)のディス(This)。いやぁ、和みます。イーノは声も好き。

【海と街と音楽と 名盤100選INDEXに戻る】

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事