海と街と音楽とVol.34 Fun Boy Three いつでも、お楽しみはこれからだ

Fun Boy Three / Waiting (1983)

こんにちは。海と街との代表の加藤です。

今回はファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のウェイティング(Waiting)をご紹介します。

ファン・ボー・スリーはスペシャルズ(The Specials)が分裂してできたテリーー・ホール(Terry Hall)を中心とした3人組バンド。ファーストはズンドコ・ジャングルリズムで流行の最先端を走っていましたが、このセカンドはちょっと落ち着いておしゃれな感じ。
一番の聴きどころはゴーゴーズ(The Go-Go's)のアワ・リップス・アー・シールド(Our Lips Are Sealed)のカバーで、これがめちゃくちゃかっこいい。オリジナルはガールズバンドならではの元気一本勝負な感じですが、こちらのカバーはちょっと哀愁があって、すてきです。
またバックボーカルにバナナラマ(Bananarama)が参加していて、後に彼女たちはヴィーナス(Venus)のユーロビート・カバーを歌って大ブレイクします。お立ち台で扇子振って踊っていた当時のお嬢様方には懐かしい名前ですね。

ボーカルのテリー・ホールは天才だと思うのですが、活動が長く続かないのが玉にキズ。スペシャルズからはじまって、このファン・ボーイ・スリーで、次がカラー・フィールド(The Colourfield)、次がテリー、ブレア&アヌーシュカ
(Terry, Blair and Anouchka)、元ユーリズミックス(Eurythmics)のデイヴ・スチュアート(Dave Stewart)とのコラボのヴェガス(Vegas)を経てソロになって、テリー・ホール&ムシュタク(Terry Hall & Mushtaq)という謎のアラブ音楽ユニットに至り、最近はスペシャルズの再結成と、めまぐるしいことこの上ない。
どんな形態で活動していようとも、独特の声とグッとくる歌が聴けるので、いいんですけどね。

【海と街と音楽と 名盤100選INDEXに戻る】

ーーーーーーーー
Kato Toshiaki/加藤才明
海と街と株式会社代表。コピーライター/クリエイティブディレクターとして企業の広告やプロモーションの企画・制作に携わってきたノウハウを地域振興へ応用し、持続可能なソーシャルビジネスを実践。海辺からの町おこしを標榜する一般社団法人海洋連盟の活動もサポートしている。
ーーーーーーーー
おまけ:海で聴きたいFun Boy Three 16選

【Fun Boy Three 01】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のルナティックス(The Lunatics)。スリッツ(The Slits)とかアダム・アント(Adam Ant)とかで流行ったズンドコ・リズム。

【Fun Boy Three 02】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のエイント・ホワット・ユー・ドゥ(It Ain't What You Do It's The Way That You Do It)。コーラスはバナナラマ(Bananarama)。

【Fun Boy Three 03】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のリアリー・セイイング・サムシング(Really Sayin’ Something)。こっちはバナナラマ(Bananarama)が主役。

【Fun Boy Three 04】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のザ・テレフォン・オールウェイズ・リングズ(The Telephone Always Rings)。ズンドコにラッパが入って来て、ちょい音に変化が。

【Fun Boy Three 05】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のサマータイム(Summertime)。名曲カバーで一皮むけたというか、垢抜けた。

【Fun Boy Three 06】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のザ・モア・アイ・シー(The More I See)。ズンドコ・リズムでなくなったけど、これはこれですてき。

【Fun Boy Three 07】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のトンネル・オブ・ラブ(Tunnel Of Love)。さらに洗練してきました。

【Fun Boy Three 08】

ファン・ボーイ・スリー(Fun Boy Three)のアワ・リップス・アー・シールド(Our Lips Are Sealed)。ゴーゴーズ(The Go-Go's)のカバー。名曲。ニュー・ウェイブ世代のアンセムですね。

【Fun Boy Three 09】

テリー・ホール(Terry Hall)のがゲストヴォーカルで参加しているダブ・ピストルズ(Dub Pistols)のラプチャ(Rapture)。ブロンディ(Blondie)の超絶かっこいいカバー。

【Fun Boy Three 10】

テリー・ホール(Terry Hall)のがゲストヴォーカルで参加しているダブ・ピストルズ(Dub Pistols)のピーチズ(Peaches)。ストラングラーズ(The Stranglers)のパンク名曲カバー。

【Fun Boy Three 11】

カラー・フィールド(The Colourfield)のシンキング・オブ・ユー(Thinking of You)。ここからテリーのバンド活動は長続きしなくなる。曲はいいのにね。

【Fun Boy Three 12】

カラー・フィールド(The Colourfield)のキャッスルズ・イン・ジ・エアー(Castles in the Air)。ネオアコの流れに乗ったいい曲です。

【Fun Boy Three 13】

テリー・ブレア&アヌーシュカ(Terry, Blair & Anouchka)のミッシング (Missing)。このグループはアルバム1枚で解散。曲はいいのにね…。

【Fun Boy Three 14】

ヴェガス(Vegas)のシー(She)。今度は元ユーリズリミックス(Eurythmics)のデイヴ・スチュワート(Dave Stewart)とのユニット。スタンダードのカバーですが、コステロ版の方が有名ですね。

【Fun Boy Three 15】

テリー・ホール(Terry Hall)のセンス(Sense)。ポップ職人のライトニング・シーズ(The Lightning Seeds)との共作。

【Fun Boy Three 16】

テリー・ホール(Terry Hall)のアイ・ソウ・ザ・ライト(I Saw the Light)。トッド・ラングレン(Todd Rundgren)の名曲カバー。やっぱ声とこういう曲選ぶセンスが好き。

【海と街と音楽と 名盤100選INDEXに戻る】

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事