マニラでのチップについて

日本人にはなかなかにわかりにくいフィリピンでのチップについて解説します。

フィリピンは基本チップの習慣がある国です。チップの習慣のない日本人には渡すタイミングとか金額とかがわかりにくくて、困りますね。

本来チップというのは自分が受けたサービスに対する謝礼なので、金額はいくらでもいいし、サービスが良くないと思ったらチップを払わないこともなくはないと理屈上は考えられます。とはいえ、チップが収入の一部となっているわけですから、基本的には払いましょう。

また、いくらでもいいといっても、あんまり少ないとダメ。例えば日本で1円とか5円とかチップだといって渡されても「こんな金いらねえよ」って思いますよね。海外でも同じです。少なすぎるチップは侮辱になるので、まだチップなしの方がマシです(私はその昔、現地で数円程度の小銭をチップとして置いたら「コジ○じゃないんだよ」と怒られた経験があります)。

日本ではサービス料が料金に含まれていることがほとんどですが、チップはこれが別になっているだけです。海外のレストランでもサービス料が加算されていればチップを払う必要がありません。

 

フィリピンのお金について

フィリピンの紙幣には1000、500、200、100、50、20ペソの6種類があります。
硬貨には10、5、2、1ペソおよび25、10、5、1センタボがあります。
100センタボが1ペソ。旅行者はほぼセンタボにはお目にかからないと思いますが、25センタボを4枚で1ペソです。

フィリピンペソはいくら?

2020年2月現在で1フィリピンペソは2.15円前後。
一番大きい硬貨の10ペソが20円ちょっと。一番大きい紙幣の1000ペソが2000円ちょっと。
ただし現地の金銭感覚からすれば1000ペソ札は1万円札と同じような感じではないでしょうか。

 

チップはいつ払うのか?

チップを払うのはサービスを受けた後です。
日本の旅館などでは心付け(チップ)を最初に払ったりしますが、海外では後です。先に払えばよりよいサービスが受けられるという事なのでしょうが、海外では先にチップをもらったらサービスせずにどこかに行ってしまった、なんて事もありえるので、先払いはおすすめしません。受けたサービスのお礼というルールを忘れずに。

余談ですが、欧米ではおみやげは最後に渡します。私が昔ホームステイしたときに、着いた初日に日本からのおみやげを渡したのですが、これはレアケースだそうです。欧米ではホームステイを終えて帰る際に「いままでありがとう」という感謝の意を込めておみやげを渡すんだと言われました。
日本人の感覚だとわかりにくかもしれませんが、郷に入りては郷に従えなので、そういうものだと思ってください。

 

チップどんな時に払うのか?

ホテルでは…
荷物を運んでくれたとき、ベットメイキングしてもらったとき、ルームサービスを頼んだとき等

レストランでは…
フィリピンの多くのレストランではサービス料が上乗せされているので不要。レシートを見ればわかります。ただし、ホテルや高級レストランの食事では最後にチップを置いてくるのが普通だそうです。あ、でも宿泊しているホテルの朝食(特にバイキング形式の場合)などはチップ不要です。

タクシーでは…
基本的にチップを渡す必要はないそうです。ただおつりを受け取らずにチップとして渡すことはよくあります。「keep the change」とひとこと言いましょう。

 

チップはいくら払うのか?

支払金額の10%程度が目処とよく言われます。また一般にその国の一番大きい硬貨か、一番小さい紙幣なら常識的とも言われています。
ただ、フィリピンの1番大きい硬貨は10ペソなので、これは安すぎます。一番小さい紙幣は20ペソです。これがギリギリの線でしょうか?
20201月に訪れた際、ガイドの方に教えてもらったのは「ホテルでは20ペソでは安すぎるので50ペソがいいですよ」とのことでした。
ただしこれはマニラのホテルの相場で、高級レストランでは少ないかも知れないし、郊外の田舎の方やセブ島などのリゾートでは相場が違うことでしょう。

 

おすすめのチップの金額は?

私はよっぽど特別な事でない限り50ペソのチップを渡すようにしていました。日本円に換算して100円ちょっとですから、ここでへんにケチって不快な思いをさせるぐらいなら気持ち良く払ってあげた方がいいかなと。
現地の金銭感覚からすると500円ぐらいの感じなので、ちょうどいいと思いませんか?

 

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