みなさんこんにちは。旅手箱編集長の内田です。
急に秋らしい気温になってきましたが、皆様体調崩されて無いでしょうか。
「天高く馬肥ゆる秋」ということわざにもあるように、秋の空はすがすがしく天空まで晴れ渡る日が多く、食べ物が美味しくなる季節です。
10月の旅手箱イベントは、日本海の海辺の街で鶴の名をもつふたつの酒蔵をピックアップして、その土地に由来のある秋の味覚に季節限定のひやおろしや定番酒を合わせて『口中Food Trip』を楽しんでいただきたいと思います。
今回もリアルとオンラインを融合したハイブリッドイベントですが、お酒が決まった夜から事前販売をスタートします。
築地に来られない皆様、ぜひ、海と街と旅手箱のECサイトでお酒をご購入し、一緒に美味しい秋を楽しみましょう。
今回のテーマは『鶴の名を持つ酒、秋の飲み比べ』
今回イベントに参加いただいた酒蔵は、新潟県村上市の名蔵宮尾酒造さまと、旅手箱のイベントでお馴染みの京都府京丹後市の竹野酒造さまで、この2つの酒蔵には2つの共通点があります。
それは、ともに日本海に面する町の酒蔵であることと、そのブランド名に『鶴』の名を冠していることです。
鶴は長生きをするとりであることや、声がとても高くよく響くために、天にいる神様のところまで声が届くと考えられていたありがたい鳥。
いや〜めでたい!
その二つの蔵から秋の限定酒と定番酒を送っていただきました。
お品書き
酒蔵のご紹介
さて、本題の食文化ですが、日本海に囲まれた丹後半島は豊饒の地で、豊かな海と山とそこに住むひとびとが、古来より美味しい食材を育んできました。
その食文化の街としての伝承は古く神話の時代まで遡り、日本で初めて米作りをした豊受大神(とようけおおみかみ)がお米を育てた場所が丹後半島の「月の輪田」と言われています。
豊な日本海が育てた魚介類を中心とした食文化も数多くあります。そのひとつが『へしこ』。
今回はこのお米と魚を使った発酵食にスポットを当て、お米を発酵させて作る『日本酒』と、鯖を米糠に漬けた伝統的な発酵食品『へしこ』をご紹介したいとおもいます。
世界から注目される日本の発酵食品の魅力を京丹後の食文化と共にお楽しみください。
秋の味覚は銀杏、酒蔵の町の味覚はカニミソ、へしこ
〆張の鶴の町村上市からはベニズワイガニの味噌を取り寄せてみなさんに召し上がっていただきます。
『ずわいがに』や『べにずわいがに』は、その身もさることながら『ミソ』が美味!
酒好きは甲羅のカニミソに日本酒を注いで飲むくらいですから、日本酒との相性は抜群です。
弥栄鶴の街京丹後市からは『へしこ』を取り寄せます。
『へしこ』は、魚に塩を振って塩漬けにし、さらに糠漬けにした発酵食品であり保存食の郷土料理で、若狭地方および京都府丹後半島の伝統料理。若狭の特産品・土産物として、漬け込む魚の種類はサバが代表的で、イワシやフグも使われる。糠を軽く落とし火で炙ったものはお茶漬けや酒肴に良いと今でも愛されています。
今回取り寄せたのは、若き後継者の兄弟が開発した、米麹や白ワインなど4種の発酵食品をブレンドした糠床で寝かせイノベーティブなへしこ「旨米漬け」。
糠臭さや塩分を最大限おさえ、旨味を追求したかつてないほどふんわりジューシーな絶品へしこです。
皆様ぜひ、飲み比べに合わせて秋の味覚とのペアリングもお楽しみください。
イベント開催情報
名称:鶴の名を持つ酒、秋の飲み比べ
日付:2022年10月13日(木)〜10月15日(土)
時間:10:00〜16:00
入場:無料
主催: 海と街と株式会社
協力:協力:宮尾酒造株式会社、竹野酒造(有)、(株)SEACRAFT、築地藪そば
会場:SPACE海と街と 東京都中央区築地6丁目26築地魚河岸 小田原橋棟3F
問合せ:お問い合わせフォームへ>>
<会場MAP>
【注意事項】
- 『旅手箱』は、海と街と株式会社のEC&オンラインツアーサービスの名称です。
- 給水しながら試飲し飲み過ぎには注意をしてください。
- 参加蔵元は予告なく変更になる場合がございます。
- イベント内容は予告なく変更になる場合がございます。
- 未成年の飲酒・飲酒運転は法律で禁止されています。未成年の方(身分証の確認をお願いする場合がございます)、自動車・バイク等で来場される方にはお酒は提供致しません。
- 商品が完売次第イベントは終了致します。
- 会場にクロークはございません。
- お荷物、貴重品はご自身で管理のほどお願いします
- 妊娠中や授乳中の飲酒は胎児・乳児の発育に影響する場合がございます。